これまでの取り組み
History
石油業界では、2007年4月よりバイオガソリン(バイオETBE配合)の試験販売※を行うなど、自主的にバイオマス燃料の導入に取り組んできたなか、エネルギー供給構造高度化法の施行に伴い、2011年度からバイオマス燃料の導入が法制化されました。
こうした動きに合わせて、2007年1月にバイオマス燃料供給有限責任事業組合が設立され、バイオマス燃料の調達、ならびに組合員への供給を行なっております。
※2007年度、2008年度の試験販売は、国の流通実証事業の一環として実施されました。
2006年度
1月
8社の出資によりバイオマス燃料供給有限責任事業組合設立。(2007年1月26日)
2007年度
4月
2社(東燃ゼネラル石油株式会社・極東石油工業株式会社)の新規加入により組合員10社に。
バイオETBE初輸入。
関東圏50ヵ所のSSでバイオガソリン(バイオETBE配合)の試験販売(流通実証事業)を開始。
2008年度
4月
大都市圏100ヵ所のSSでバイオガソリン(バイオETBE配合)の試験販売(流通実証事業)を開始。
7月
バイオETBE調達事業の本格化に向けて、2010年度以降に調達するバイオETBEの購入契約を締結。
10月
組合員9社に。(新日本石油株式会社と九州石油株式会社の合併)
バイオETBEの原料に使用するブラジル産バイオエタノールの購入契約を締結。
2009年度
4月
国内ETBE装置向けのブラジル産輸入エタノールの購入契約を締結。
6月
国内ETBE装置向けの国産バイオエタノールの購入契約を締結。
9月
国産バイオエタノールの初受入。
2010年度
4月
ブラジル産バイオエタノール初受入。
7月
組合員8社に。(新日本石油株式会社と株式会社ジャパンエナジーの合併によりJX日鉱日石エネルギー株式会社発足)
11月
「エネルギー供給構造高度化法」に基づく告示により、2011年度から17年度までのバイオマス燃料導入義務が法制化。(最終年度の導入目標量は、原油換算50万kl)
3月
石油業界の自主的取組として、バイオマス燃料の導入目標(2010年度で原油換算21万kl)を達成。
2011年度
4月
バイオマス燃料の導入義務開始。
3月
導入目標量21万kl(原油換算)を達成。
2012年度
4月
バイオマス燃料導入の法制化に伴い、2017年度までに調達するバイオETBEの購入契約を締結。
3月
導入目標量21万kl(原油換算)を達成。
2013年度
3月
導入目標量26万kl(原油換算)を達成。
2014年度
4月
組合員7社に。(東燃ゼネラル石油株式会社と極東石油工業合同会社の合併)
3月
国産バイオエタノールの生産中止に伴い、購入契約を終了。
導入目標量32万kl(原油換算)を達成。
2015年度
3月
導入目標量38万kl(原油換算)を達成。
2016年度
3月
導入目標量44万kl(原油換算)を達成。
2017年度
4月
組合員6社に。(JXエネルギー株式会社と東燃ゼネラル石油株式会社の合併によりJXTGエネルギー株式会社発足)
3月
導入目標量50万kl(原油換算)を達成。
2018年度
4月
「エネルギー供給構造高度化法」に基づく告示により、2018年度から22年度までのバイオマス燃料導入義務の継続が決定。(各年度の導入目標量は、原油換算50万kl)
3月
導入目標量50万kl(原油換算)を達成。
2019年度
7月
組合員5社に。(出光興産株式会社と昭和シェル石油株式会社の経営統合)
3月
導入目標量50万kl(原油換算)を達成。
2020年度
3月
導入目標量50万kl(原油換算)を達成。
2021年度
3月
導入目標量50万kl(原油換算)を達成。
2022年度
3月
導入目標量50万kl(原油換算)を達成。
2023年度
3月
導入目標量50万kl(原油換算)を達成。